2025年6月第3週 ついに3,400ドル突破!「インフレ再燃」の足音が聞こえる

ゴールドウォッチ編集部です。 2025年6月16日(月)、今週のゴールド相場見通しをお届けします。

■ 先週の振り返り:静寂を破る3,400ドル突破 先週(6月9日〜)のゴールド市場は、週前半こそ静かな動きでしたが、週末にかけて劇的な展開を見せました。 週初めの9日(月)は 3,354.9ドル でスタートし、10日(火)、11日(水)と3,340ドル台での膠着状態が続きました。市場には「方向感がない」という退屈なムードが漂っていましたが、それは嵐の前の静けさでした。 潮目が変わったのは12日(木)。市場の予想を上回るインフレ指標(CPI等)が意識されたことで、実物資産への資金シフトが一気に加速。ゴールド価格は急騰し、終値で 3,402.4ドル(前日比+1.76%)を記録。ついに、これまで何度も跳ね返されてきた3,400ドルの壁を明確に突破しました。

■ 「インフレは終わっていない」という現実 今回のブレイクアウト(上抜け)は、非常に大きな意味を持ちます。 これまで市場の一部では「インフレは沈静化した」という楽観論がありましたが、先週の動きはそれを否定するものです。エネルギー価格の再上昇や、止まらないサービス価格の高騰を背景に、「お金の価値が下がる」という懸念が再燃しています。 投資家たちは、減りゆく現金の購買力を守るために、再びゴールドという避難港(セーフヘイブン)に殺到し始めています。

■ 円安インフレとの「二重苦」に備える 私たち日本に住む者にとって、この状況はより深刻です。 世界的なインフレ懸念は、通常ドル高要因となりますが、それは同時に「円安」を招きやすい環境でもあります。 つまり、「海外での物価上昇」と「円の価値下落」というダブルパンチ(二重苦)が家計を襲うリスクが高まっているのです。 しかし、ゴールドを保有している人にとって、この景色は全く違って見えます。ドル建て価格の上昇と円安が相乗効果を生み出し、資産価値を強力に押し上げてくれるからです。 「3,400ドルを超えて高すぎる」と感じるかもしれませんが、円の価値が下がり続ける未来を想像すれば、今の価格さえも通過点に過ぎないかもしれません。

■ 今週の展望 3,400ドルという重要なレジスタンスラインを突破したことで、テクニカル的には「青天井」の様相を呈してきました。 今週は、この3,400ドル台を維持できるかが焦点となります。もしここを固めることができれば、次のターゲットである3,500ドル、そして史上最高値への挑戦が現実味を帯びてきます。 上昇トレンドに乗り遅れないよう、しかし高値掴みには注意しながら、冷静にポジションを積み増していくのが賢明でしょう。

それでは、今週も良い一週間を! 🚀🔥📈✨

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