2025年4月第4週 3,500ドルの壁と「短期的調整」の正体

ゴールドウォッチ編集部です。 2025年4月28日(月)、今週のゴールド相場見通しをお届けします。

■ 先週の振り返り:熱狂の後のクールダウン 先週(4月21日〜)のゴールド市場は、週初めから猛烈な買い意欲に支えられました。 21日(月)には 3,425.3ドル へと急伸し、翌22日(火)にはザラ場で一時 3,509.9ドル という驚異的な高値を記録。ついに3,500ドルの大台にタッチする場面がありました。 しかし、「スピード違反」とも言える急ピッチな上昇に対し、市場は冷静さを取り戻します。高値達成後は急速に利益確定売りが優勢となり、23日(水)には -3.66% という大幅な反落(3,294.1ドル)を記録。週末にかけて少し値を戻したものの、3,348.6ドルでのクローズとなりました。

■ なぜ急落したのか? 火曜日に付けた3,500ドルは、多くの市場参加者がターゲットとしていた心理的な節目でした。ここに到達したことで、「一旦利食い(利益確定)」の動きが一斉に出た形です。 また、-3.66%という下落幅は大きく見えますが、直前までの急騰を考えれば、これは健全な「調整(Correction)」の範囲内と言えます。一本調子で上がり続ける相場はなく、適度なガス抜きがあることで、上昇トレンドはより長く持続します。

■ 資産防衛の視点:調整局面こそ「試金石」 今週のような乱高下は、投資家のメンタルを試す「試金石」となります。 価格が下がった時に「怖い、もう終わりだ」と感じて売ってしまうのか、それとも「安く買えるチャンスだ」と冷静に捉えられるか。これが、長期的な資産形成の成否を分けます。 特に私たち日本人にとっては、依然として円の弱さが課題です。ドル建ての金価格が一時的に調整しても、円ベースでの価値は底堅く推移しています。短期的な価格変動(ノイズ)に惑わされず、「円以外の資産を持つ」という本来の目的を見失わないようにしましょう。

■ 今週の展望 今週は、調整が一巡して再び上昇軌道に戻れるかが焦点です。3,300ドル台をしっかり固めることができれば、再び3,400〜3,500ドルへのトライが期待できます。 月末・月初の重要な経済指標の発表も控えています。市場のボラティリティ(変動幅)は引き続き高い状態が予想されるため、レバレッジを抑え、現物中心の余裕を持った運用を心がけてください。

それでは、4月最終週も良い一週間を! 📉🧐📈✨

コメントを送信

You May Have Missed