2025年4月第2週 3,000ドル割れの衝撃と、その後の急反発が意味するもの

ゴールドウォッチ編集部です。 2025年4月14日(月)、今週のゴールド相場見通しをお届けします。

■ 先週の振り返り:恐怖の3,000ドル割れ 先週(4月7日〜)のゴールド市場は、まさにジェットコースターのような展開でした。 週初めの7日(月)、ゴールド価格は重要な心理的節目である3,000ドルを割り込み、2,973.6ドル まで急落しました。前回の投稿でお伝えした3,100ドルのサポートラインを一気に突き抜ける形となり、市場には一時的なパニックが走りました。 しかし、ここからの動きが重要です。火曜日以降、価格はすぐさま反発を開始。9日(水)には3,079ドルまで戻し、週末にかけて買い圧力が加速。10日(木)には 3,177.5ドル まで上昇し、週初めの暴落分を完全に帳消しにする「V字回復」を見せました。

■ なぜ急反発したのか? 週初めの急落は、短期的な投機筋の売り仕掛けや、ロスカット(損切り)を巻き込んだ一時的な動きだった可能性が高いです。しかし、3,000ドルを割れた水準では、実需(現物買い)や長期投資家の「押し目買い」が非常に強かったことが証明されました。 「安くなったら買いたい」と待ち構えていた投資家が世界中にこれほど多かったという事実は、ゴールドの潜在的な需要の強さを物語っています。

■ 円安と「現金の弱さ」 先週の乱高下は、私たちに一つの教訓を与えてくれます。それは、「価格(Price)」と「価値(Value)」は違う ということです。 ドル建てのゴールド価格が一時的に下がったとしても、ゴールドそのものの価値(希少性や信用力)が損なわれたわけではありません。 一方で、私たちが普段使っている「日本円」はどうでしょうか。日本の財政状況や金利差を背景とした構造的な円安圧力は続いています。もし先週の月曜日に「ゴールドが下がって怖いから」といって全てを円に戻してしまっていたら、その後の急反発による利益を逃しただけでなく、長期的にはインフレによる資産の目減りを受け入れることになります。 「円だけで持つリスク」を回避するためには、短期的な値動きに一喜一憂せず、どっしりと構えて保有し続けることが大切です。

■ 今週の展望 3,000ドル割れを否定し、強い反発を見せたことで、相場の地合いは再び強気に傾きつつあります。今週は、回復した3,100ドル台を固め、再び3,200ドルを目指せるかがポイントになります。 世界情勢は依然として不透明です。突発的なニュースにも動じないよう、余裕を持ったポジション管理を心がけましょう。

それでは、今週も良い一週間を! 📉➡️📈✨

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