2021年 トルコリラ暴落:高金利通貨の罠とエルドアンの実験
📉 事象の概要:金利を下げればインフレは収まる?
2021年、トルコのエルドアン大統領は「金利を下げればインフレは収まる」という、世界の経済学の常識とは真逆の持論を展開しました。🇹🇷🗣️
中央銀行総裁を次々と更迭し、インフレ率が20%を超えているのに無理やり利下げを強行。市場はこれに恐怖し、トルコリラは大暴落しました。対ドルでの価値は半分以下になり、輸入品価格が高騰、国民生活は困窮しました。📉
😭 敗者の行動:資産を失った人々
「スワップポイント(金利差収入)」狙いでトルコリラをロング(買い)していた日本の個人投資家(ミセス・ワタナベ)たちです。💸
年利15〜20%という高金利に目がくらみ、レバレッジをかけて投資していました。しかし、通貨そのものの価値が50%下がれば、20%の金利をもらっても大赤字です。強制ロスカットの嵐が吹き荒れ、退職金を溶かした人も少なくありませんでした。⚡
👑 勝者の行動:資産を守った人々
高金利の裏にあるリスクを冷静に見積もっていた人々です。✨
- 🛑 手を出さなかった人:「インフレ率が高い国の通貨は、長期的には必ず下落する」という購買力平価説の基本を知っていた人々は、見かけの金利に騙されませんでした。
- 📉 ショート(空売り)勢:大統領の非合理な政策を見て、ドライに売りポジションを持ったヘッジファンドやトレーダーは大きな利益を得ました。
- 💵 ドルを持っていたトルコ国民:自国通貨を信用せず、給料が入るたびに米ドルや金(ゴールド)に換えていた現地の賢明な人々は、資産を守り抜きました。
🛡️ 現代への教訓:見かけの利回りに騙されるな
「高金利」には必ず理由(リスク)があります。ただより高いものはありません。💡
- 実質金利を見る 👓:「名目金利 - インフレ率 = 実質金利」です。インフレ率が20%で金利が15%なら、持っているだけで年5%ずつ損をします。
- 政治リスクを考慮する 🏛️:中央銀行の独立性が低い国への投資は、独裁者の一存で資産が飛ぶギャンブルです。
- 落ちるナイフを掴まない 🔪:暴落中に「もう安いだろう」と安易に買い向かうのは危険です。底が見えるまで待つのが資産防衛の鉄則です。
📚 出典・参考元
※本記事は過去の歴史データを基にした分析であり、将来の投資成果を保証するものではありません。資産の防衛は自己責任において行ってください。🙇♂️



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