2025年9月第1週 3,400ドル台を回復し、秋の陣へ。今こそ「守り」を固める時
ゴールドウォッチ編集部です。 2025年9月1日(月)、今週のゴールド相場見通しをお届けします。
■ 先週の振り返り:静けさから一転、3,470ドル台への急伸 先週(8月25日〜)のゴールド市場は、週初めこそ静かな動きでしたが、週末にかけて力強い上昇を見せました。 週初めの25日(月)は 3,404.9ドル でスタートし、前週までの調整ムードを払拭。その後、26日(火)に3,420.1ドル、27日(水)に3,435.7ドルと、じりじりと下値を切り上げる展開に。 そして28日(木)には、買いの勢いが加速し 3,474.3ドル(前日比+1.12%)まで急伸。3,300ドル台での底固めを完了し、再び3,500ドルの高値を視界に捉える位置まで戻ってきました。 夏枯れ相場が終わり、市場参加者が戻り始めると同時に、ゴールドへの資金流入が再開した形です。
■ 9月相場のテーマは「リスクオフ」か 9月は例年、株式市場が軟調になりやすい月(セプテンバー・アノマリー)として知られています。 株価が不安定になると、投資家の資金は安全資産であるゴールドへ逃避しやすくなります。先週後半の上昇は、こうした「秋の波乱」を予見したスマートマネー(賢い資金)の動きかもしれません。 世界経済の先行き不透明感が増す中で、ポートフォリオの守備力を高める動きが加速しています。
■ 「円」だけで秋を迎えるリスク 日本の投資家にとって、今年の秋は正念場となりそうです。 政治日程や経済対策の動向次第では、為替が大きく動く可能性があります。しかし、どの方向に動いたとしても、「円という単一通貨に資産を集中させるリスク」は変わりません。 先週のゴールドの上昇は、ドル建て資産を持つことの優位性を改めて証明しました。 「これから台風シーズンだし、家の補強をしておこう」と考えるのと同じように、資産運用においても「秋の嵐」に備えて、ゴールドという「補強材」を組み入れておくことが重要です。 3,400ドル台後半という価格は決して安くはありませんが、安心を買うためのコストと考えれば、十分にリーズナブルと言えるでしょう。
■ 今週の展望 9月に入り、市場は完全に通常モードに戻ります。 今週は、3,450ドルをサポートラインとして、3,500ドルの高値奪還に挑む展開が予想されます。 米国の雇用統計など重要指標の発表も控えており、ボラティリティが高まる可能性がありますが、上昇トレンドへの回帰は鮮明です。 短期的な上下動に一喜一憂せず、長期的な視点でどっしりと構えていきましょう。
それでは、実り多き秋になりますように。今週も良い一週間を! 🍁🌕📉➡️🛡️✨



コメントを送信