2025年6月最終週 3,400ドルからの調整と、夏枯れ相場前の「仕込み場」

ゴールドウォッチ編集部です。 2025年6月30日(月)、今週のゴールド相場見通しをお届けします。

■ 先週の振り返り:健全なスピード調整 先週(6月23日〜)のゴールド市場は、前週までの急ピッチな上昇に対する反動(調整)の週となりました。 週初めの23日(月)は 3,380.6ドル でスタートしましたが、高値警戒感から徐々に売りが先行する展開に。特に24日(火)には -1.79% の大幅下落(3,320ドル)を記録し、一時3,300ドル割れを意識させる場面もありました。 しかし、ここでの押し目買い意欲は旺盛でした。週後半の25日(水)、26日(木)はじりじりと値を戻し、それぞれ3,329ドル、3,333.9ドル で引けています。 結果として、3,400ドルの高値圏からは少し後退しましたが、3,300ドル台前半の岩盤サポートを確認できたことは、長期トレンドにおいてポジティブな材料と言えます。

■ 「夏枯れ相場」前の静けさ 金融市場には「セル・イン・メイ(5月に売れ)」という格言がありますが、本格的なバカンスシーズンを前に、市場参加者が減少し始めるこの時期は、相場の方向感が定まりにくい傾向にあります。 先週の出来高を見ても、一部で商いが薄くなっており、少しの売り買いで価格が振れやすい「夏枯れ」の前兆が見え始めています。 しかし、こうした閑散相場こそ、長期投資家にとっては冷静にポジションを構築するチャンスです。皆がバカンスで画面を見ていない間に、割安な水準でひっそりと「仕込む」のが、賢い資産防衛の定石です。

■ 円安リスクは「休んでくれない」 市場は夏休みモードに入りつつありますが、私たちの資産を脅かす「円安リスク」に休みはありません。 ドル建ての金価格が調整していても、円安基調が続いているため、円ベースでの資産価値は依然として高水準を維持しています。 「ボーナスが出たけれど、何に使おうか(どこに預けようか)」と考えている方も多い時期かと思います。消費に使うのも良いですが、その一部を「減らない資産」に変えておくことは、将来の自分への最高のプレゼントになるはずです。 一時的な調整局面にある今は、まさにボーナス資金を投入するのに適したタイミングと言えるかもしれません。

■ 今週の展望 今週から7月相場に入ります。目先は3,300ドル〜3,350ドルのレンジ内での推移が予想されます。 3,300ドルを割り込むようなら、少し深めの調整(3,200ドル台)も覚悟が必要ですが、基本的には「下がったら買う」というスタンスで問題ないでしょう。 米国の雇用統計など、月初は重要指標が目白押しです。短期的なノイズに惑わされず、どっしりと構えて夏相場を乗り切っていきましょう。

それでは、今週も良い一週間を! 🏖️🍹📉➡️💰✨

コメントを送信

You May Have Missed