2025年6月第1週 3,300ドルの攻防戦、そして「資産防衛」の新たな局面へ

ゴールドウォッチ編集部です。 2025年6月2日(月)、今週のゴールド相場見通しをお届けします。

■ 先週の振り返り:狭いレンジでのせめぎ合い 先週(5月26日〜)のゴールド市場は、米国のメモリアルデー(祝日)の影響もあり、週初めは静かな立ち上がりとなりました。 27日(火)は連休明けの調整売りが先行し、3,313.7ドル(前営業日比-1.68%)まで下落。その後、28日(水)も3,300ドル台前半でのもみ合い(3,308.3ドル)が続きましたが、29日(木)には買い戻しが入り、3,343.9ドル まで反発しました。 週を通して見ると、3,300ドルという心理的節目を挟んでの攻防が続いており、売り方も買い方も決定打を欠く「迷い」の相場だったと言えます。

■ 「次の材料」を待つ市場 今のゴールド相場は、次の大きなトレンドを作るための「エネルギー充填期間」に入っています。 3,400ドルへの再挑戦には、利下げ期待の高まりや新たな地政学的緊張といった「触媒」が必要です。一方で、3,200ドルを割り込むような悪材料も見当たらないため、膠着状態が続いています。 しかし、嵐の前はいつも静かです。ボラティリティ(変動幅)が低下している今こそ、ポジションを見直し、次の動きに備える絶好のタイミングです。

■ 日本円のリスクは「静かに、確実に」進行中 相場が動かない時こそ、改めて「なぜゴールドを持つのか」を考える良い機会です。 私たち日本の投資家にとって、最大のリスクは「円安の常態化」と「インフレ」です。毎日のニュースで為替レートに一喜一憂しなくなってきたら、それは危険な兆候です。円安が「当たり前」になり、資産の実質価値が目減りしていることに鈍感になってしまうからです。 ゴールドは、通貨の価値が下がるときにこそ、その輝きを増します。今の3,300ドル台という価格は、将来振り返った時に「安定していた時期」として懐かしく思い出されるかもしれません。 動かない相場に退屈せず、コツコツと積み立てを継続すること。それが、将来の自分と家族を守る最強の盾となります。

■ 今週の展望 6月に入り、市場のテーマは徐々に「年後半の景気動向」へとシフトしていきます。 今週は、月初恒例の米雇用統計などの重要指標が控えており、相場が再び動き出す可能性があります。3,350ドルのレジスタンスラインを明確に超えられるかどうかが、短期的には注目ポイントです。 上にも下にも動く準備をしつつ、現物中心の長期目線でどっしりと構えていきましょう。

それでは、今週も良い一週間を! 🌂🐌✨📈


(書き終えました。CSVデータと照合してください:5/27 終値3313.7, 5/29 終値3343.9など)

コメントを送信

You May Have Missed