2025年5月第3週 3,200ドルの攻防と「下落局面」の歩き方
ゴールドウォッチ編集部です。 2025年5月19日(月)、今週のゴールド相場見通しをお届けします。
■ 先週の振り返り:調整続く「我慢の週」 先週(5月12日〜)のゴールド市場は、引き続き上値の重い展開となりました。 週初めの12日(月)は 3,228ドル でスタートしましたが、これは前週末比で -2.36% という大きな下落でした。その後、13日(火)に一時3,247.8ドルまで戻すものの、14日(水)には売り圧力が強まり、3,200ドルの節目を割り込んで 3,188.3ドル まで下落。 週末にかけては買い戻しが入り、15日(木)には 3,226.6ドル まで回復しましたが、週を通じて見ると「調整ムード」が色濃い一週間でした。
■ なぜ軟調なのか? 最大の要因は、米国の金融政策を巡る不透明感です。依然として強い米経済指標を背景に、「FRB(連邦準備制度理事会)は利下げを急がない」という観測が広がり、ドルが買われやすい地合いが続いています。 また、3,400ドル台の高値圏で積み上がった買いポジションの解消(利益確定売り)も、上値を抑える重石となっています。
■ 「下落」は「割引セール」である 価格が下がると、どうしても「損をしたくない」という心理が働き、不安になるものです。しかし、長期的な視点を持つ賢明な投資家にとって、この下落局面はまたとないチャンスに見えています。 例えば、あなたがスーパーでお気に入りの商品が2割引で売られていたらどう思いますか?「ラッキー、買いだめしておこう」と思うはずです。投資の世界でも同じことが言えます。 ゴールドの本質的な価値(希少性、不変性)は、先週一週間で何も変わっていません。変わったのは「価格」だけです。 特に私たち日本人にとっては、依然として1ドル=150円〜160円台(仮定)という歴史的な円安水準にあります。ドル建て価格の調整は、円安リスクヘッジのための「仕込み時」を提供してくれているとも言えます。
■ 今週の展望 今週は、3,200ドル台を維持し、底値を固められるかがポイントです。 テクニカル的には、3,100ドル台後半に強力なサポートラインが存在しており、ここを下回らなければ上昇トレンドは継続と判断できます。 「皆が怖がっている時に買う」のが投資の鉄則。少しずつ、時間を分散して買い増しを行う「ドルコスト平均法」の効果が発揮されるのは、まさにこうした調整局面です。焦らず、淡々と資産を積み上げていきましょう。
それでは、今週も良い一週間を! 🛒📉➡️💰✨



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