2025年4月第1週 3,100ドル台の攻防と「円で持つリスク」
皆さん、おはようございます。ゴールドウォッチ編集部です。 新年度が始まりましたね。2025年4月7日(月)、今週のゴールド相場見通しをお届けします。
■ 先週の振り返り 先週(4月1日〜)のゴールド市場は、3,100ドル台での神経質な展開となりました。 週初めは3,157ドル付近でスタートし、水曜日には一時 3,201.6ドル の高値を付け、3,200ドルの大台回復を試す場面もありました。しかし、その後は週末にかけて利益確定売りに押される展開となり、最終的には 3,121.7ドル でのクローズとなっています。
週を通してみると、上値の重さが意識されるものの、下値もしっかりとサポートされている印象です。
■ 地政学リスクとドルの動向 先週の反落の背景には、米ドルの買い戻し(ドルの強まり)が影響していると考えられます。米国の経済指標が底堅さを示したことで、利下げ観測が後退し、金利のつかない金にとっては逆風となりました。 一方で、依然として世界各地でくすぶる地政学的な緊張感は消えていません。ニュースなどでは不安な情勢が伝えられており、これが金価格の下支え要因(安全資産としての需要)として機能しています。「有事の金」としての輝きは、2025年の今も健在です。
■ なぜ今、日本円ではなくゴールドなのか 私たち日本の投資家にとって、最も重要なのは「円の価値」です。 現在、ゴールド価格がドル建てで調整(下落)したとしても、円安が進行すれば、円建ての金価格は下がりません。むしろ上がることさえあります。 「日本円だけで資産を持つこと」は、購買力が低下するリスクをそのまま受け入れることを意味します。世界的なインフレや通貨不安が続く中、実物資産であるゴールドをポートフォリオの一部に組み入れることは、資産防衛(Wealth Protection)の観点から極めて合理的です。 今週の3,100ドル台での値動きは、長期的な視点で見れば「押し目(買い場)」となる可能性も秘めています。
■ 今週の展望 今週は、3,100ドルのサポートラインを維持できるかが焦点となります。もしここを割り込むようですと、少し調整が長引くかもしれません。しかし、長期的な上昇トレンドに変化はないと見ています。世界情勢のニュースと、為替(ドル円)の動きを注視しながら、冷静に向き合っていきましょう。
それでは、今週も良い一週間を! 🐂✨📈



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